町のアート巡りツアー

 

9月27日から11月25日まで、この町ではアートフェスティバルが開催され、美術館やギャラリーでの展示のほか、ワークショップでの製作体験、講演などが企画されています。

私たち町の観光ガイドは、期間中にアートと建築を巡るツアーを行うことにしました。毎週土曜日13時から1時間半ほど、歩いて見て回ります。町の中心部の1800年代後半から1900年代初め頃の建築物もご案内しますが、今回は最近著しく開発が進んでいるピエリス川の東側、ペンッティラ地区の現代アートのガイドに力を入れています。

ペンッティラ地区は2012年ごろから開発が始まり、どんどん新しいマンションや学生向けのアパートが建てられています。この地区に建物を建てる場合は予算の1%をアートにあて、何らかの芸術品を建物に設置するよう義務付けられているのですが、作品の数々は探しにくい上に何の説明書きもないんです。そんなわけでこのツアーが企画されました。

先週の日曜日にガイドたちがコースの下見をしました。近くに住んでいながらまだこの地区をよく見て回ったことがありませんでした。環境に配慮した省エネルギー地区ということで主な照明はLED、フィンランドで一般的な路上駐車場がありません。

マンションのテラスの壁にひっそりとアートが。

この地方の伝統的な産業である林業をモチーフとし、川、木々、製材所が描かれています。

こちらには製材所で働いていた方々の名前と仕事内容などが彫り込まれています。

古い白樺のようにも見えますが、凍った川の流れをイメージしたそうです。右下にARABIAと読めますが、こちらはアラビア社のアート部門に所属しているデザイナーによる作品です。

これもアートなんですね。「太陽のあいさつ」だそうです。ヒマワリはフィンランド語では「太陽の花」と呼ばれています。これがアパートの入り口にあったらどうでしょうか?私はアートとして見るよりも、鏡がわりに使ってしまいそうです。

アパートの入り口の天井に設置されたパーチの群れのアート。釣りをしている時に、たまにこんな風に水面付近を群れが泳いでいることがあります。釣り人の釣り欲をかきたてますね。

この地区には建物の一部にはっきりした色を使った建物が多く、川の東側の古い住宅地と対照的です。

この日1番ガイドたちの熱い視線を集めたのはアートではなく、、、

ベランダから顔をのぞかせていたワンちゃんでした。

昨日土曜日に1回目のツアーがあったので、お手伝いと勉強のために行ってきました。気温7度と寒い中、8名のお客様がきてくださいました。ヨエンスーに昔住んでいて久しぶりに遊びにいらした方、お仕事に活かすために各地でアートや建築物を見て回っている方もいらっしゃいました。その日のガイドは長年ここに住んでいて歴史にもアートにも詳しかったので、彼女から得た新しい知識を頭にギュウギュウと詰め込んきました。あー、また頭が混乱。

気軽にアートに親しんでいただくため、また新米ガイドが経験を積ませていただくために、ツアー代は5ユーロとお手頃です。この収入は町のガイド組織の活動費になります。

このウォーキングツアーは11月下旬まで続くんですが、もっと寒くなるので、立ち止まる時間が長いと正直寒いと思います。急に-20度くらいになることもあるんですが、それでもツアーをするんだろうか‥。

次の土曜日のツアーは私もガイドする側。と言ってもサブガイドですが。フィンランド語がまだまだおぼつかないので、セリフにようにそのまま覚えなくています。私は日本語ガイドですが、フィンランド語ができたらやっぱりうれしいです。でも脳が「これ以上はやめとけ。」と悲鳴をあげない程度にしておこう。

台風24号に続いて25号も近づいているだなんて。被害が少ないようにお祈りしています。

 

 

 

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ある意味宿敵同士のマグカップ

Arabia社のムーミンシリーズから新しいマグが発売されました。

トフスラン&ビフスランと飛行鬼です。トフスラン&ビフスランはルビーの王様に魅入られています。

色使いが渋め?近所のお店では、特に飛行おにが人気のようです。

ルビーの王様を思っているのでしょうか。飛行おにの背中が哀愁を帯びているような。

お店ではこんな素敵なディスプレイが!このトランクが欲しいくらいです。

ルビーのお話はアニメでしか見たことがないのですが、マグの絵を見たらトフスランとビフスランの声と慌てる仕草を思い出してちょっと笑ってしまいました。